あがり症克服方法〜抗うつ剤・精神安定剤編〜
あがり症を克服する方法として、抗うつ剤や精神安定剤を使用する方法があります。それぞれについて紹介します。
◆抗うつ剤
抗うつ剤があがり症の克服に高い効果を示すことはもう有名です。不安な感情や、ネガティブな考え方や、不自然行動などの症状をポジティブな効果が期待できるとされています。ですから、うつ病でなくても処方されることが多いんですよ。
◆精神安定剤
精神安定剤で代表的なのが“ベンゾジアゼピン”です。このベンゾジアゼピンという薬は、筋肉の硬直・不安を原因とする症状などの、あがり症独特の症状である身体反応に対して、ひじょうに高い効果を発揮することがわかっています。一時的に不安を取り去ることができまるので、積極的に他人と関わりをもつことができます。ですが、他人の視線を気にせずに行動できるようになったりするという、行動様式まで変えるほどの効果はえられません。
精神安定剤のベンゾジアゼピンを使用するにあたりおぼえておいてほしいのは、この薬は服用を中止すると、リバウンドとして、今まで以上により強い不安をかんじてしまうことが多いということです。依存性も非常に高く、長期にわたって服用してしまうと、効果が薄れるとされています。
現在あがり症の克服薬として、このベンゾジアゼピンの処方をしているところは減ってきています。あがり症よりも重い社会恐怖といわれている精神疾患の人にのみ処方されるようになってきています。
あがり症を克服するために、これらの薬を服用する場合は、医師の指示にしたがって、用量や用法をきちんと守るようにしてください。