あがり症を克服する方法!あがり症対策講座!

あがり症克服法〜β遮断薬編〜

あがり症を克服する方法にβ遮断薬を用いる方法があります。このβ遮断薬って聞きなれないくすりですよね。主に不整脈や心筋梗塞の予防や、高血圧や狭心症などの予防に使われている薬で、頭痛薬としても効果があることが分かっています。

 

β遮断薬が上がり症を克服するとわかったのが、1960年代なんです。かなり昔ですね。あがり症の特徴的な症状である、口の渇きや発汗、動機や震えなどを克服することができるということが分かっています。

 

では、β遮断薬についてちょっと説明させていただきます。

 

◆β遮断薬の即効性の高さ

 

あるバイオリン奏者に対して、大変興味深い調査がおこなわれました。バイオリン奏者が演奏する何時間か前にβ遮断薬を服用したそうです。その結果、上がり症の症状が克服されたという結果が出ました。手が震えてしまうという症状を抑えられたことによって、それまでの演奏の質よりもはるかによい演奏ができたそうです。これは新しい発見です。勘違いしないでほしいのですが、バイオリニストの演奏能力の向上につながったいうわけでありません。あくまでも、あがり症の症状が和らいだ結果であるということです。

 

◆β遮断薬の作用について

 

β遮断薬は、人間のカラダの器官にある“β受容体”といものに働きかけてくれる薬です。このβ受容体には、アドレナリンやノルアドレナリンといった神経伝達物質が作用していて、動機や発汗、口の渇きを引き起こしてしまっているのです。β遮断薬を使用することで、この働きを抑制することができます。